健康診断
当院では、各種健康診断や自治体が実施する特定健診、予防接種を行う事ができます。動脈硬化の原因である生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)だけでなく、あらゆる病気は早期に発見し対処することで重症化を予防することができます。そのために、定期的な健康診断でご自身の健康状態を把握することがとても大切です。
健康診断は予約制ですので、お電話にてお問い合わせください。
一般健診
基本項目
- 医師診察
- 既往歴および業務歴の調査
- 自覚症状・他覚症状の調査
- 身長、体重、腹囲、血圧測定、視力、聴力検査
- 尿一般(蛋白・糖・潜血など)
血液検査項目
- 貧血検査(赤血球・白血球・血小板・ヘモグロビンなど)
- 肝機能検査(AST(GOT)・ALT(GPT)・γGTP)
- コレステロール検査(総コレステロール・LDL・HDL・中性脂肪)
- 尿酸検査
- 血糖検査
Aコース |
基本項目 |
3,300円(税込) |
Bコース |
基本項目・胸部エックス線検査 |
5,500円(税込) |
Cコース |
基本項目・胸部エックス線検査、血液検査 |
7,700円(税込) |
Dコース |
基本項目・胸部エックス線検査、血液検査、心電図 |
8,800円(税込) |
オプション検査項目
上記の健診コースに下記項目の追加が可能ですので、追加の検査費用などの詳細は受付までお問い合わせください。
- 血液検査(尿素窒素+クレアチニン+eGFR+HbA1c)
- 便検査(赤痢+サルモネラ+腸管出血性大腸菌(O-26・O-111・O-157))
- 感染症検査①(HBs抗原+HBs抗体+HCV抗体+梅毒RPR+TP抗体)
- 感染症検査②(麻しん+風しん+水痘+ムンプス IgG抗体EIA法)
- 尿検査(尿沈査)
特定健診
当院では、各種特定健診を行っています。受診の際には受診券が必要です。
- よかドック
- よかドック30
- 特定健診
- 後期高齢者健康診査
よかドック
対象者
40~74歳の福岡市国民健康保険加入者
料金
500円(10,000円程度の検査内容)
内容
身体測定・血圧測定・尿検査・血液検査・心電図・問診など
よかドック30
対象者
30~39歳の福岡市民
料金
500円(7,000円程度の検査内容)
内容
よかドックから心電図を除いた項目
福岡県医師会集合契約等特定健診
後期高齢者、福岡市以外国民健康保険、県医師国保、県歯科医師国保、県薬剤師国保、協会けんぽなどの加入者(各保険者が発行する受診券が必要です)
がん検診
胃がんリスク検診
対象者
年度内に35歳、40歳になる福岡市民
料金
1,000円
内容
血液検査(ピロリ菌抗体検査+ペプシノゲン法)
前立腺がん検診
対象者
福岡市在住の55歳以上の男性
料金
1,000円
内容
血液(PSA)検査
※2月と10月のみ実施
ウイルス検査
肝炎ウイルス検査
B型及びC型の肝炎ウイルス検査が無料で受けられます。
対象者
肝炎ウイルス検査の受診を希望する20歳以上の福岡市民
※過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがある方を除く
風しん抗体検査
福岡県と福岡市では、過去に検査を受けた結果、十分な抗体を保有していることが判明し、当該予防接種を受ける必要がないと認められる方以外を対象に、無料で風しん抗体検査を行っています。
福岡市風しん抗体検査
対象者
福岡市に住民票があり、以下に該当する方
1.妊娠希望者(妊婦は除く)
2.妊娠希望者及び妊婦の
配偶者(パートナーを含む)及び同居者(生活空間を同一にする頻度の高い家族など)
〔2.については、妊娠希望者及び妊婦が、抗体検査で風しんの感染予防に十分な免疫を保有していることが判明している場合は対象外。〕
料金
無料
福岡県風しん抗体検査
対象者
福岡県内(福岡市、北九州市、久留米市を除く)に住民票があり、以下に該当する方
1.妊娠希望者(妊婦は除く)
2.妊娠希望者及び妊婦の
配偶者(パートナーを含む)及び同居者(生活空間を同一にする頻度の高い家族など)
〔2.については、妊娠希望者及び妊婦が、抗体検査で風しんの感染予防に十分な免疫を保有していることが判明している場合は対象外。〕
料金
無料
予防接種
肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌は、肺炎の原因になる病原体の中で、最も多い細菌です。肺炎による死亡者の約98%は65歳以上の高齢者で、肺炎は日本人死因の第5位となっています。肺炎には、毎日の感染予防や予防接種が大切です。
肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます。65歳以上の方や、心臓病、呼吸器系疾患、糖尿病などの持病を持っている方に強く推奨されています。
肺炎球菌ワクチンは、公費による補助の対象となっており、65歳以上の方は費用の一部負担で接種が受けられますので、ご相談ください。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因です。幼少期に水痘・帯状疱疹ウイルスに感染することが多く、その時は「水ぼうそう」として発症します。水ぼうそうが治った後も、ウイルスは神経の中に潜んでおり、疲労やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活動を開始し、神経に沿って帯び状に痛みや発疹が現れます。
帯状疱疹の治療は、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬を使用しますが、治ったあとも痛みが残るケースが少なくありません。これを帯状疱疹後疼痛といいます。帯状疱疹後疼痛は、50歳以上の患者さんで多く、特に高齢者では疼痛の治療期間が長くなるため、帯状疱疹の発症を予防することが重要です。
帯状疱疹の予防には、50歳以上の方を対象としたワクチンがあります。ワクチンによって、発症を抑えたり、発症しても症状が軽くすることができますので、お気軽にご相談ください。
インフルエンザワクチン
ワクチンを打ってもインフルエンザにかかったためワクチンは意味がない、と言われる方がいらっしゃいます。残念ながら、ワクチンを打っても100%感染を予防することはできません。
しかし、ワクチンを打つことで、感染しても高熱の出る期間が短くなったり、インフルエンザ脳症などの合併症を予防できますので、インフルエンザワクチンの接種はとても大切です。