こんにちは。やまもと内科スタッフです。
気温が高くなりマスクをしない生活が普通となりつつあります。7月頃よりニュースでもご存じかもしれませんが、
コロナウイルスが流行しています。
当院は発熱外来を継続して行っておりますが、受診者の方が”身近にコロナの流行はない”という認識をされていても
検査をするとコロナ陽性となることが増えています。
コロナ・インフルエンザ抗原検査は発熱してすぐに行っても正確な判定ができません。
発熱から1日経過して行うと正確な判定ができるとされていますが、検査の要望が多く、当院独自のルールとして
37.5℃以上の発熱から5時間以上経過していれば検査を行っております。
発熱外来のみ予約制となりますので必ず電話にてご予約をとってのご来院をお願いします。
◆◆◆感染対応に該当する方◆◆◆
37.5℃以上の発熱がある方
5日前から受診当日までの間に37.5℃以上の発熱があった方
感染対応に該当する方が、予約なくご来院された場合、待合室を区別する必要がある為、
車内又は外でお待ちになるか、再来をお願いする場合がございます。
申し訳ありませんが、ご協力をお願いいたします。(発熱外来の電話予約は当日の9時より開始しております)
7月の抗原検査総数 261 件 のうち
コロナ陽性者 137 名
コロナ疑いの受診者 4 名
インフルエンザ陽性者 3 名 (2024年7月 やまもと内科集計による)
こんにちは やまもと内科スタッフです。
暑くなるこれからの季節で気をつけたいのが食中毒です。
これからの梅雨時期などの高温多湿となる夏(6月~9月)は細菌が増えやすく食中毒が多くなってきます。
食中毒は、原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内へ侵入することによって発生します。
毎日食べている家庭での食事・お弁当でも発生するので家庭でできる食中毒予防についてお話します。
*食中毒予防の3原則*
1、菌を付けない
・こまめに手を洗いましょう(調理前、生肉・魚介類・卵を扱う前後)
・ふきん、まな板、包丁などの調理器具、使った食器など、使用後は洗剤でよく洗ってから、
できれば熱湯をかけて殺菌しましょう。
2、菌を増やさない(低温で保存)
・細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になるので、肉や魚などの生鮮食品やお惣菜などは、
購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。
3、菌をやっつける(加熱処理)
・ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。肉や魚はもちろん野菜なども加熱して食べれば安全です。
特に肉料理は中心までの加熱が大事です。
★これからの季節はバーベキューを楽しむ方も多いので、しっかり肉・魚料理は火を通して下さい。
生肉・生魚をつかむ箸やトングは別々にしましょう★
*お弁当の食中毒対策*
お弁当を作る時 ・素手で触らない
・水分が多いと菌が繁殖しやすいので汁気はよく切りましょう。
揚げ物・焼き魚など水分が少ないものだとより安心です。
・食材(特に卵・肉など)はしっかり火を通しましょう。
お弁当に箱に詰める時・冷ましてから詰めましょう。
・汁が多いものに移らないようカップなどで仕切るようにしましょう(暑い時期は使い捨てタイプが安心)
お弁当箱洗う時 ・蓋のパッキンは外して洗いましょう。 ・
・洗った後は、十分に乾かしましょう。
★お弁当の保管はこれからの季節は暑いところには放置せず、保冷剤や保冷バックを利用したり、冷蔵庫やなるべく涼しいところに保管しましょう★
最後に食べる前には手をきれいにしましょう。細菌を付けない・増やさない・やっつけるの3原則を意識しながら、安全で美味しいお弁当を作りましょう。
高血圧の予防には塩分控えめの食事がいいといいますが・・・
*都道府県 塩分摂取ランキング*
1位:宮城県 11.9g
1位:福島県 11.9g
3位:長野県 11.8g
4位:福岡県 11.7g
5位:秋田県 11.6g
(政府統計 国民健康・栄養調査 平成28年版より)
厚生労働省では1日の食塩摂取量の目標を男性8g 女性7gと低めに設定されました。しかし、福岡県は摂取量が多く東北勢並みに上位にランクインしています。
福岡県の食文化は豊かです。 豚骨ラーメン、めんたいこ、うどん、焼き鳥・・・。
おいしい食文化を誇りつつも日々の塩分摂取量に気を付け、塩分の過剰摂取にならずに、食事を楽しみたいですね。
当院では、尿検査で1日の食塩摂取量が測定できます。
あなたの1日の塩分摂取量は何グラムでしょう・・?
豚骨ラーメンスープ含め:5.5g めんたいこ1/2腹:2.3g うどんスープ含め:4.1g
(エクスナレッジ 塩分ランキングより)
こんにちは。
やまもと内科スタッフです。
健康保険法の診療報酬査定に基づき、健康保険情報の確認方法としてマイナンバーカードでの確認が始まっています。
当院でもマイナンバーカードによる保険情報の確認を行っております。
マイナンバーカードに保険証の登録のある方はマイナンバーカードのみで受付が可能です。
政府より、2024年末には健康保険証が廃止される方針が示されています。
マイナンバーカードでの受付方法は簡単です。
初めての方はスタッフがお手伝い致しますので、受診の際はマイナンバーカードをご持参ください。
こんにちは、やまもと内科スタッフです。
帯状疱疹は多くの人が子どもの頃に感染する水疱瘡のウイルスが原因でおこります。
水疱瘡が治った後もウイルスは体内(神経節)に潜伏していて、過労・ストレス・加齢などで免疫力が低下するとウイルスが再び活性化し、帯状疱疹を発症します。
神経に炎症を起こし痛みが現れ、皮膚症状が治った後も痛み(帯状疱疹後神経痛)が残ることがあります。
帯状疱疹にならないため、免疫力が低下しない生活を心掛けましょう。
バランスの良い食事と睡眠をしっかりとることが大切です。
それに加えて、「ワクチン接種」が効果的です。
ワクチンには帯状疱疹の発症を防いだり、発症しても症状を和らげる効果があります。
当院では50歳以上の方にワクチン接種をお勧めしています。
ご相談、お問い合わせはお気軽にどうぞ。
こんにちは。やまもと内科スタッフです。
コロナウイルスの発生から、クリニックの発熱外来は1年中稼働を続けています。
今年は真夏にもインフルエンザの感染者を多く確認しています。
冬に向けインフルエンザの流行が心配されます。もし、ご家族が感染された時は、ウイルスと接触しない・ウイルスを飛沫させない
ことが大事です。
そのためにできることとして…。
①手が触れる箇所をアルコール消毒しましょう。
ドアノブ・蛇口・リモコン・電気のスイッチなど…。
②感染者・ご家族ともに手洗い、手指消毒をしましょう。
③可能な限り換気をし、空気の浄化に努めましょう。
④感染者が使用したティッシュやごみは袋に入れて封をして捨てましょう。
⑤タオルや食器の共有はしないでください。
⑥食事の時間をずらす、別室で過ごす、感染者のお風呂を最後にするといった隔離対策は可能な範囲で努めましょう。
⑦ワクチン接種により重症化への予防をし、回復を早めるように気を付けましょう。
ご家族がウイルスに感染されても濃厚接触者として特定しません。その上で感染者の発生から5日間はご自身の体調に
注意してください。
インフルエンザのワクチン接種は予約制ですので、お電話にてお問合せ下さい。
尚、発熱やウイルス感染の可能性がある場合の受診の際は、お電話にて予約をとってからの受診にご協力をお願い致します。
こんにちは。やまもと内科スタッフです。
福岡市では福岡市民の55歳以上の男性を対象として、1年度に1回、1000円で受けられる前立腺がん検診をサポートしています。
よかドック等の健康診断は年中できますが、前立腺がん検診は10月と2月のみの受付となります。
年齢的に心配である・排尿時の残尿感・頻尿が気になるという方は検診をお勧めします。
検査はPSA血液検査であり、採血により血中のPSA値を調べるものです。
お食事の制限はありません。
面倒で後回しにしがちですが、早めの健診をお勧めします。
ご希望の方は、お電話にて連絡の上、ご来院ください。
こんにちは。やまもと内科スタッフです。
日頃より睡眠不足がありすっきりしない…、日中に強い眠気を感じる…、家族に眠中の大きないびきを指摘される。
いづれも重い症状ではないので受診せずに過ごしているということはありませんか?
この症状は睡眠時無呼吸症候群かもしれません。
体型的に肥満の方や首が太く短い方、アゴが小さい方は元々気道が狭い構造であり、睡眠中に舌の付け根の筋肉がゆるみ、
さらに気道を狭くするため、睡眠時に無呼吸状態になりやすいといいます。
睡眠時無呼吸症候群に特有な症状・合併症は無呼吸によって起こります。
症状: 日中の強い眠気
だるさ
起床時の頭重感、頭痛など
合併症:高血圧
糖尿病
虚血性心疾患
脳血管障害
睡眠中の無呼吸のたびに無自覚な目覚め(脳波上の覚醒)が起こり、良質な睡眠を得られず日中の眠気を引き起こします。
また、無呼吸により血液中の酸素不足や二酸化炭素の貯留を繰り返すため、臓器に悪影響を及ぼします。
睡眠中の症状をどう検査するかですが、まず呼吸状態を測定する簡易型検査をご自宅で行います。
検査用の機械がご自宅に郵送され、ご自身で検査機械を装着していただきます。
装着はとても簡単です。
結果は次の診察時に説明し、結果によっては治療を開始したり、より詳しい検査を行うこともあります。
治療としては、睡眠時にCPAP(シーパップ)という装置をつけたり、マウスピースを使用します。
また、患者さんご自身でも睡眠の質を高めるような生活習慣を心がけることが大切です。
CPAPにより無呼吸を防ぎつつ、減量や飲酒の制限・禁煙にも気を付けて生活することで、睡眠時無呼吸症候群による合併症予防へとつながります。
気になる方はお気軽にご相談ください。
こんにちは。やまもと内科スタッフです。
65歳以上の方へ、肺炎球菌ワクチンの定期接種が平成26年10月より開始されています。
肺炎球菌とは、主に気道分泌物に含まれ、唾液により飛沫感染し、高齢者や免疫力が低下している方が感染すると気管支炎や肺炎・敗血症の重い症状を起こす細菌です。
肺炎の予防、症状の軽減を目的として、推奨されているのがワクチン接種です。
当院では、肺炎球菌ワクチン接種として、ニューモバックスを推奨しております。
ニューモバックスは、65歳・70歳・75歳と5年1回のペースで定期的に接種し、初回のみ公的助成があるワクチンです。2回目以降は自費になります。
65歳以上の方、呼吸器系の疾患や心臓病などの持病をお持ちの方は肺炎の予防・重症化の予防として、ワクチン接種をお勧めするとともに、毎日の感染予防と免疫力を落とさないよう、適度な運動を行い睡眠や食生活といった、生活習慣に気を付けましょう。
予防接種は予約制のため、お電話にてお問合せ下さい。
こんにちは。
やまもと内科スタッフです。
日本は四季豊かとはいえ、最近では高温多湿で不快指数が高い期間が長くなりました。
多湿の環境により、細菌やカビが繁殖しやすくなります。
そこで注意が必要なのが、エアコン内のカビの繁殖です。
梅雨に入ると湿度コントロールのため除湿や空調のためエアコンの使用機会が増えると思います。
あまり想像はしたくないですが、目には見えないカビなどが肺内まで入り込むと喘息を誘発したり、
肺炎や気管支炎を起こすことがあります。
5月以降、エアコンの使用を始める前にエアコン内の清掃・除菌をしておきましょう。
お風呂の換気口や壁、汗をかいたお布団なども同様です。
加えて、免疫力を低下させないことも大切です☆